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大学時代のレポート②

シアトルサウンダース

 

サウンダースの歴史

元々サッカーを応援する土壌が培われていた。

1974~1983年にNASLにプロサッカーチームが存在した。

優勝経験もある強豪チーム。

その後破産し解体1994年からUSL(MLSの下カテゴリー)で設立

何度もMLS入会を希望するも果たせなかった。

これによりファンが逆に加熱し待望論が広まっていたのでは?

2008年MLSの入会基準が引き下げられシアトルサウンダースFCが設立。

 

シアトルについて

2014年に行われた国勢調査(概算)によると、シアトルの人口は66万8,342。シアトルの人種別構成としては、ヨーロッパ系が大多数で69.5%。有色人種は主に都市部に集中するため、ワシントン州内で3.6%のアフリカ系もシアトルでは7.9%、同様に州で7.2%のアジア系もシアトルでは13.8%、シアトルに住む日本人は8,979となっている。※人種構成は2010年のデータ。

 

インターネット産業ではアマゾン・ドットコムや、アメリカ最大の不動産情報サイトのジロー、ソフトウェア産業ではマイクロソフトなどが代表的で、インターネット検索大手のグーグルやヤフーのほか、ソフトウェアのアドビ、ソーシャル・ネットワーキング・サービスフェイスブックも、シアトルにオフィスがある。
マイクロソフト社の創始者で、経済誌『フォーブス』による2015年長者番付1位の、ビル・ゲイツによる世界最大の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は、シアトルの医療やバイオテクノロジー部門の財政支援などを行って
いる。

日本からは、家庭用レジャー機器の製造・販売を行う任天堂の米国法人の本社がある。また、金融では、サンフランシスコに本店を置く三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のユニオンバンクが、日本語対応によるカスタマーサービス(TEL:1-877-479-5237)も実施している。2015年10月にはベルビューにユニクロが進出した。

世界各地に続々と進出した“シアトル系コーヒー”群も健在。そのパイオニアであるスターバックスは、67カ国に2万2,519店舗(2015年6月現在)を営業する。大手チェーン以外に独立系カフェが街の至るところにあるのもシアトルの魅力だ。

 

 

2008年にNBAスーパーソニックスが移転してしまいスポーツが好きな地元層を獲得に成功。

2001年以来プレーオフに進出していないマリーナーズの不振によって流れてきた。

 

シアトルのサッカー人口の推移

人種の推移

スポーツ観戦する人の頻度と割合

現在シアトルを本拠地とするプロチームとその平均観客数(分かれば資産価値)

 

ファン投票でクラブ名を決定した

シアトルFC

シアトル・リパブリック

シアトル・アライアンス

の三つで投票だったが、気に入らなければ別のクラブ名を書き込む欄がありそこで浮上したのが、かつてNASL時代にシアトルのクラブ名だったサウンダースであった。

さらに2008年までアメリカの二部リーグに当たるUSLにシアトルサウンダースというチームがありこういった歴史を大切にしたいというサポーターが多くサウンダースに決定した。

 

GMは4年毎の選挙で選出する。

バルセロナの方式に習ったもの。ファンが直接、球団関係者と話し合いの場を設定した。

昨今アメリカではデータを駆使して自分なりに分析した結果をブログ上で公表、球団経営に物言うファンが増えてきておりサポーターにも経営に参画させる仕組みを作りこれが時流にもマッチした。

 

シーズンチケットホルダーは周りに座るサポーターのタイプを選べる。

サウンダースの熱烈なサポーターは20代~40代の男性でこの層が観客動員の3分の2を占めている。この層では熱狂的に応援するサポーターもいれば家族で一緒にゆっくりと見たい人たちもいる。シーズンチケットによってすみわけが可能で気兼ねなく観戦することができる。

アメリカは所得層などで住む場所がはっきりと分かれておりその文化がスタジアムに持ち込まれ、ひとつの安心感を生むことに成功した。

 

地元有力企業の関係者を巻き込んだ。徹底した地域密着思考。

ビルゲイツとともにマイクロソフトを設立したポールアレン。

シーホークスの安定的なオーナーでありスポーツへの愛着も強い。地元の有力者が後ろ盾になっている影響は大きい。

 

 

 

 

ソシオ制度 4年に1度会長選挙を行う 投票率は51%となっている バルセロナ投票率は30%でありその高さが伺える。理由としてはホームスタジアムで試合が行われた後に投票ができるようになっているためである。

 

評議員制度

 

シーズンチケットにマフラータオルを付ける

 

試合一時間前になるとスタジアムから少し離れたところをスターと地点としブラスバンドと共にファンが列をなして進んでいく

 

ゴールが入るとフィールドに設置された機器から炎が噴射

スタジアム内で決済可能なカード

 

SNSをリアルタイムでGIF、動画をつけて更新

 

チームの無料アプリがあり試合情報などすぐに分かる

 

街の木にサウンダーズのタオルマフラーを結びつけまくる→ファンがひとつ残らず奪い去る→話題を呼ぶ→ここまでが戦略

 

試合中に広告を出さない。ハーフタイムにもスポンサーによる宣伝を行わない(ファンの意見により)